汗で稼ぐ榎本行宏の『えのちゃんねる日記(仮題)』〜webデザインの勉強と漫画と小説と麻雀とあとなんか。〜はてなブログ版バージョン1.17 yukihiroenomoto666’s diary

『えのちゃんねる日記(仮題)』はてなブログ版へようこそ!汗で稼ぐ榎本行宏(フェリカwebサイト制作科2014年8月18日開講の生徒)のwebデザインの勉強や漫画や小説や麻雀やあとなんかの話。(*ω*)

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或る尊皇共産主義者の独り言。part.1


①労働者は資本家に搾取される。

②なんで労働者は搾取されるんだ?→それは資本家が生産設備を持っているからだ。…資本主義

③じゃあ生産設備を社会(国家とかコミニュティ)で持とう。…社会主義

④社会が生産設備を持った状況で、生産性が効率化し、機械が人間のかわりに何でも出来るようになり、
人がそれほど働かなくても良くなった。…共産主義

⑤さらにイノベーションが進んで世帯・個人単位で極度に効率化された生産手段(人型ロボットなど)を所有できるようになり、 人がそれほど働かなくても良くなった。…超共産主義

社会主義(共産主義)と資本主義は、自由主義、民主主義の下では共存可能。
現に漁業組合や公営企業などは生産設備(手段)を社会(コミニュティ)で持つ社会主義そのもの。
また社会主義(共産主義)だからといって、すべての生産手段を公有化しなければならないというわけではない。

ソ連中共は、全体主義社会主義(共産主義)を混同させ、かつ、失政まで行わせることで
人々の社会主義(共産主義)に対する信望を失墜させ、社会主義(共産主義)を潰すために
資本主義の権化であるアメリカによって意図的に作られた国家。
実は冷戦っていうのはまったくの茶番。


資本主義が極限まで進むと理論的には共産主義にならざるを得ない。
つまるところ共産主義社会とは何もかもが機械化されて人間がそれほど働かなくてもよくなった社会のこと
であり、これは資本主義だろうが社会主義だろうが(生産設備を資本が持っていようが社会が持っていようが)、
技術革新が進んでいけばいずれ到達していく。だが、現代の打出の小づちである生産設備が生み出した付加価値を
国民が享受できるか否かは、為政者による。政府が分配を妨げようとすれば、
機械が何もかも生み出せるようになっても
国民は恩恵を受けることは出来ない。

そして、そのバロメーターは法人税率や付加価値税率。
日本が低成長の本当の原因は生産手段を所有する者に対する税率の低さにある。
これは借金がなく、国民の預金1000兆円が直接間接問わず市場で躍動した場合を想像すれば明らかである。
実は世界の真の為政者たちはこのことをわかっている。
知性の乏しい人間に王侯貴族のような生活をさせても害悪しかもたらさないし、
既成階級を覆してしまう危険性がある。アメリカでも格差が拡大しているがこれはわざと。
人々が暴発しない程度まで分配を減らし、人間を取捨選択(家畜化)しているだけ。
世界中の人々はすでに飼いならされているに過ぎない。

このような社会を打破するためには、自給自足経済を取り入れるしかなく、
技術革新が極限まで進み、世界のすべての人々が自給自足できるようになれば、
資本主義は崩壊し、その権化であるアメリカも崩壊する。

ただ、このようなことはアメリカのパワーエリートたちは百も承知であり、
自給自足できないよう、古くは英の囲い込みに始まり、最近では日本の農業大規模化などで
国民を農地(自給自足)から引き離し、都市へ半ば強制的に住まわせ自給自足出来ないようにしている。
公共インフラなどの民営化もすべて国民が自給自足できないことを目的に行われているもの。

とはいえ、このような逆境に屈することなく、真に自由主義、民主主義、自尊心の保持を希求しようとする者は、
持ち得る限りの知恵を用いて自給自足経済を確立させ、かつ、周囲の人々を善導(精神的にも経済的にも)し、
資本主義のくびき(利権による従属関係)を断ち切らなければならない。
そうしなければいずれ人類は家畜としての人と支配者としての人に種族が明確に分けられ、家畜としての人は根絶させられてしまうことだろう。
日本人などはいの一番に根絶させられる。(*ω*)